伸びない餅

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蟲惑魔の森ツアーガイド (2)

お ひ さ 。

前回の記事が1か月前ってこれマジ?原神楽しいですね

というわけで予定通り今回は蟲惑魔を支える罠カードについて書いていきたいと思います。

身内向けと個人用の都合上、変なところなど度々あると思われますがご了承ください。

 

はじめに最近のMDの話をちょっとさせていただきますと、ついに魔法禁止のイベントが来て狂喜乱舞しております。

デイリーついでにチマチマ進めているのでまだメダルがそこまで貯まってない図。

天獄の王(※1)もなしに羽根帚ライストで処理されない先行ガン伏せできるの今ぐらいでしょう。代わりに拮抗勝負めちゃくちゃ飛んできますが......。2枚まで伏せを割れる砂塵の大嵐オススメです。

あとレンタルでダイノルフィア触りましたが、背水デッキは新鮮でなかなか楽しいですね。効果の発動を封じられる新規融合モンスターがまだ控えているらしいので来年のランクマがちょっとコワイ。

※1 天獄の王:手札から公開している限りお互いにセットされたカードが効果で破壊されなくなる。たまにトリオンのサイクロン効果をこれ忘れて使おうとして破壊できず首をかしげる。攻撃守備3000と頼もしいステ。

 

もくじ

蟲惑魔における罠カードについて

まず、遊戯王における罠カードには

の3種類があり、このうち主に通常罠をメインで使うことになります。これは現在の蟲惑魔の中核を担うセラちゃんがデッキから特殊召喚するためのトリガーが通常罠であるためです。落とし穴・ホールも通常罠の分類になっています。

先にデッキ構成について少し言っておくと、落とし穴・ホールは投入する罠のうちあまり多くないほうが良いです。何故かというと、召喚時にしか使えない落とし穴は使い勝手が悪いのです。サーチできるカードですしおすし。

「もしかしたら相手がまだ展開してくるかもしれないから温存しておこう」→そのままバトルフェイズ、とかになったら目も当てられません。

そんな訳で残りはサーチの効かない通常罠、とりわけ"フリーチェーン"と呼ばれるいつでも発動できるものを多く入れることになります。

 

落とし穴(とホール)

ちょっとMD上で落とし穴を検索してみましょう。

結構ありますね。ただ全部説明しているとキリがないのと自分も知らない奴があったりするので、有名どころと私が使っているものをいくつか紹介します。

 

奈落の落とし穴

中段左から3つ目のカードです。主観ですが落とし穴というとコレのイメージではないでしょうか。相手が攻撃力1500以上のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚したときそのモンスターを破壊して除外します。今の遊戯王でこの攻撃力より上のカードはホイホイ出てくるので条件を満たすのはさほど難しくないかと思います。ポイントは破壊を挟むところで、破壊時の効果を許してしまうのですよね~......。除外して再利用されにくいのはいいところです。

 

底なし落とし穴

上段左から4枚目のカードです。効果は相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚したとき裏側守備にします。行う処理自体はこれで終わりなのですが、なんとこの効果で裏側守備にすると表示形式を変更できなくなる、つまり反転召喚ができなくなります。効果破壊耐性、対象に取られない耐性が付いていても裏側守備にしてしまえばそれも消えるのであとは自分のターンにでも処理してしまえばokという感じです。

リンク素材にしたりシンクロエクシーズも行えなくなるため、これ1枚で相手の召喚権を潰したうえでセラの戦闘破壊も防げるので個人的に気に入っています。

まぁ当然万能ではなく。まず守備表示の概念がないリンクモンスターは通用しません。次に、儀式、融合の素材は裏側守備でも大丈夫なので、裏返して安心していたら大型が出てくるとかもそこそこあります。

 

絶縁の落とし穴

上段左から5つ目のカードです。リンク召喚に成功した時、フィールドのリンク状態ではないモンスターをすべて破壊できます。もっともリンク召喚をを使わないデッキも多いため、私の場合は自分ターンにセラやクラリアといった蟲惑魔リンクを出し、相手フィールドを全破壊というような感じで使っています。ついでに通常罠を発動しているのでデッキから特殊召喚できてアドを稼げます。

ちなみにリンク状態ではないというのは、矢印の先にモンスターがいない or どこからも矢印が向いていない状態のことです。

なんだこれ意味不明な状況すぎる セラとアロメルスはリンク状態ですが、右のミラジェイドは隣接しているどこからも矢印が向いていないのでこれはリンク状態ではありません。そもそもリンクモンスターがいないし。

余談ですがお互いに矢印が向き合っていると相互リンクという状態になります。トロイメアモンスターはこれを条件にした効果もありますね。

 

狡猾な落とし穴

一番左上のカードです。フリーチェーンではありますが発動条件が特殊で、墓地に罠がない場合にのみ使うことができます。効果はフィールドのモンスター2体破壊とシンプルながら強力。ただこのカードを使う場合は特化した構築を別に組む場合が多いです。相手モンスターが1体でも片方を蟲惑魔にすればこちらの損失なく除去できます。

 

墓穴ホール

安易な墓地効果に墓穴ホールを発射!イラストがコミカルなのが特徴。こいつら、誰なんだ!?(気になる方は調べてみてね)

落とし穴じゃないけどホールというとこれぐらいじゃないかな......。手札、墓地、除外ゾーンのモンスターが効果を発動したとき、その効果を無効にし、さらに謎の2000バーンをします。LPを1/4削るってえぐくない?このバーンでトドメを刺して勝ったデュエルもいくつかあったり。

手札で発動する《灰流うらら》や《増殖するG》といった誘発系カードもこれで止められます。初見のインパクトもさながら、2枚目を警戒させるといった影響も期待できます。当然フレシアでコピーもできるので奇襲性も高いです。

 

ホワイト・ホールはうん......その......はい。

そのほか

キリがないのでオススメどころだけ。

激流葬

普通に使えばこっちも巻き添えになるこのカード、蟲惑魔なら相手だけ一方的に破壊できます。天獄さんが流されたァ!!! リダン「じゃあの(除外へ行きながら)」

使えるのは召喚時だけなので上手くタイミングを見極めないといけません。ただ自分のにも反応するのでセラ立てた瞬間発動という手段も取れます。

 

強制脱出装置

フリーチェーン、自分のセラにも撃てる、EXモンスターに撃てばデッキバウンスと便利要素が詰まっています。対象は取りますが破壊せず墓地にも送らないため相手の展開を妨害しやすいです。

また、詳しくは森ツアー(3)で話しますが、攻撃を終えた天獄の王をコレで一度手札に戻した後再度出すことで3000×2=6000打点を作りだせます。

 

神風のバリア -エア・フォース-

攻撃反応罠で有名なミラフォのバウンス版です。戻せるのは攻撃表示だけですがうまくいけばバトルフェイズをこれ1枚で耐えることができます。

 

無限泡影

フィールドにカードがなければ手札から出せるモンスター効果無効の汎用カードですが、通常罠なので自然に採用できます。セットしておけばオマケ(同縦列の魔法罠の効果無効)も付きますし。ちなみに手札から発動してもセラは反応します。

 

天龍雪獄

相手の墓地のモンスターを効果を無効にして特殊召喚し、任意で同じ種族のモンスターを自分と相手フィールドから選んで除外できます。墓地からの蘇生の妨害、対象を取らない除外、レベル4や植物族・昆虫族を貰ってこちらの素材にする、大型モンスターで打点を用意する、壁として利用する、など使いどころは多いカードです。

 

魔封じの芳香(永続魔法)

お互いに魔法カードがセットして自分のターンが回ってくるまで使えなくなります。王宮の勅命(※2)と比べるとライフコストが不要な代わりに魔法をずっと封じられませんが魔法主体のテーマにはだいぶ効くかと。永続魔法なのでセラは反応しません。ちなみにこのカードが初めて登場したのは2000年に発売された遊戯王ゲームボーイソフトの付録だそうです。

あ、そうだ忘れてた。ペンデュラムモンスターは魔法罠ゾーンにセットという行為ができないのでこれが存在しているとP召喚が一生できません。

※2 王宮の勅命:紙とMDどちらも禁止カード。お互いのスタンバイフェイズ時に700LP払うことで表側でこのカードがある限り魔法を発動すらできなくする。虚無空間やVFD並みのヘイトを喰らっていると共にエルドを中心としたデッキの希望でもあった。

 

ミラー戦について

先行でセラもフレシアも構えたぞ!よし相手にターン渡して.......ん?(ランカns)

若干趣味デッキ寄りだけあって、私がランクマでミラーが発生したことはまだ片手で数えられる程度ですが、お互いに落とし穴が効かず、こちらが通常罠を使うと相手のセラも反応し、さらにEX蟲惑魔は罠を弾くという場合によっては最悪のにらみ合いになります。

どうするよ

フレシアでコピーする

フレシアでコピーした効果はモンスター効果扱いなのでミラーでも効きます。ただし出すものによっては自分フィールドの蟲惑魔も巻き添え喰らうので気を付けてください。

魔法カードで処理

オラッ!わからせサンダーボルト!!!

正直魔法入れるぐらいなら通常罠を増やしたいが天獄で持ってくる用に羽根帚ぐらいはあってもいいかもしれない。

殴る

力こそ正義。相手がこちらの展開を潰してこないことを祈りつつ、混合デッキならドラグマやらAF(※3)やらエルドやらJK(※4)で処理していきたいところ。後攻の場合とりあえず相手のセラをnsした蟲惑魔で殴るのもあり。最悪アーゼウスで流したり。

※3 AF:アーティファクト。モンスターだが魔法扱いでセットできるという珍しい特性を持つ。破壊された場合に特殊召喚でき、カードごとの制圧に長けた効果を発動できる。デスサイズが特に強い。ロンギヌスはよく除外対策で見ることが多い。

※4 JK:ジャックナイツ。縦列にカードが2枚以上あればチェーンブロックを組まずに特殊召喚できる。セラと罠でss条件を満たしやすく、火力不足も補える。

 

おわり

12月のストラク出る前に3つ目を書きたいですわ(唐突お嬢様)

ランク4エクシーズといったEXデッキ、出張で使うドラグマカードや、名誉蟲惑魔筆頭の幻影騎士団シェード・ブリガンダインなどが中心の予定です。