蟲惑魔の森ツアーガイド：R
みなのもの～！準備はいい？
あなたのモンスターを(落とし穴へ)エレキネット！
なにもんなんじゃ？蟲惑魔です！
うるせぇ！！！（迫真）
今回は、先日登場した蟲惑魔ストラクに収録の新規カード計7枚について少し書いていきます。一応発売日に買ったのに効果読んだのつい最近......。
あ、相変わらず適当なのでしっかりした解説はカードwikiやら見てください。
もくじ
モンスター（4種類）
新規は下級が2枚、エクシーズが1枚、リンクが1枚です。
どれも下級・エクシーズ・リンク蟲惑魔それぞれ共通の罠への耐性が付いています。
プティカの蟲惑魔
【植物族・レベル4・地属性】
カズーラの蟲惑魔に似ているということで事前発表時から話題になっていました。種族レベル属性はいつも通りです。
召喚時に同じく今回追加されたフィールド魔法「蟲惑の園」をサーチします。この魔法カードについては後述。
特殊召喚時に相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として除外できます。この効果を使った次のスタンバイフェイズに、相手は任意で除外されているモンスター（先ほどの効果で除外した奴でなくてもよい）1体を選んで特殊召喚できます。
後者の効果は、破壊耐性や高打点の処理に使えるだけでなく、よくある"除外から戻す"ではなく特殊召喚させることにより、落とし穴を使うお膳立てをするといった便利な効果です。勿論選ぶのは相手なので逆に盤面がキツくなることも頭に入れておくべきでしょう。
キノの蟲惑魔
【昆虫族・レベル4・地属性】
メカクレファイヤー。召喚・特殊召喚時の効果を持たない蟲惑魔です。
まず１つ目は、自分フィールドに蟲惑魔が存在する場合メインフェイズに特殊召喚できます（相手メインでも可）。制約としてこの効果を使うとその後ターン終了時まで、昆虫族・植物族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できません。.......そこそこ緩くない？
あと"そのターン"ではないので特殊召喚する前なら何でも出せます。
2つ目の効果は、セットされている魔法罠がターン1で効果で破壊されなくなります。簡易ではありますが天獄の王のようにバック除去から守ることができるため、温存して相手ターンに出して羽根帚などから守るのもアリでしょう。
手札から特殊召喚できる蟲惑魔というとジーナが存在しますが、彼女はセットした罠をコストとして必要とするので少々手札消費が激しいところがあったため、制約が付くとはいえ満たしやすい条件で出せるのは魅力的です。
シトリスの蟲惑魔
【植物族・ランク4・地属性】
攻撃力(と胸囲)でっっっか。イラストはエクシーズ恒例の背景に下級集合って感じですね。蝶々しか興味無さそうなリセとめちゃくちゃダルいジーナ
3枚目のエクシーズにして元々の攻撃力が蟲惑魔で最大の2500を誇る、攻撃的なモンスターです。X素材を持っている限り罠の効果を受けないのは他エクシーズと同じですが、シトリスは追加で素材にしているモンスターと同種族の効果も弾きます。罠ビテーマにこんな耐性付けていいのか......？
勿論この耐性を活かすため自身のX素材を追加する効果もあります。発動条件は元々の持ち主が相手であるモンスターが効果で墓地または除外に送られた場合で、例えばプティカの除外でも発動できます。今の環境だとどちらも珍しくないので相手ターンに妨害を仕掛けるのもいいでしょう。
X素材を取り除いた時の効果はデッキから蟲惑魔1体のサーチです。LLのリサイト・スターリングや御影志士のような感じですね。
アティプスの蟲惑魔
【昆虫族・リンク3・地属性】
ついにリンク3が来ました。マーカーは左・右・下。いつも通りリンク召喚している限り罠に対して完全耐性。新規カードによってこのリンク数でも立てるのはそこまで苦では無くなりました。
まず墓地に通常罠があるとき自分フィールドの蟲惑魔すべての攻撃力を1000上げます。はい？？？
アティプス自体の攻撃力は1800なのですが、自身の効果により2800になります。あと、おそらくですがこの効果アティプスが複数並んでると重複します......。先ほどのシトリスで"元々の"と付けたのはこれがあるからです。ｾﾗﾁｬﾝ1800ﾔｯﾀｰ
さらに自分フィールドの昆虫族・植物族モンスターの数まで表側カードを対象にとってターン終了時まで無効にし、その後通常罠を墓地から除外することにより対象としたカードのうち1枚を破壊します。モンスター限定ではないので永続魔法・永続罠・フィールド魔法も無効にできます。
まだ恐ろしい点があって、何故か同名カードターン1が存在しないので何らかの方法で出し直せばもう1回使えます。付け忘れた？
魔法（2種類）
モンスターだけだった蟲惑魔カードもついに魔法が来ました。
蟲惑の園
フィールド魔法です。テーマ内ではプティカでサーチできます。
蟲惑魔を追加で1体"召喚"できる効果、昆虫族・植物族モンスターがそれぞれターン1で戦闘破壊されない効果、さらに自分フィールドのモンスター1体を除外して手札か墓地から蟲惑魔を特殊召喚する効果を持ちます。
やばい全部強い
3つ目に関してはシトリスを起動できるほか、適当に奪った相手モンスターでもいい点、守備表示で出さなくて良い関係上今までできなかったリンクの蘇生が可能になっています。ただしリンク召喚はしていないので罠耐性が消えているところは注意。
紙の動きは全く分からないのですけども、恐らくアティプス蘇生+適当なモンスターで5300アクセスとかもできそうですね。トリオンを出してバックを割るのも良いでしょう。
蟲惑の誘い
通常魔法です。プティカは何故こちらのサーチにも対応してくれなかったのか......。
昆虫族・植物族のレベル4モンスター1体を捨てて2ドローします。レベルはちょっときついですが蟲惑魔指定はないので汎用性もちょっとありますね。能動的に墓地に送れるというメリットもあります。うららが直撃しそう。
また墓地効果としてこのカードを除外することで、除外されている通常罠1枚もしくは昆虫族・植物族のレベル4モンスター1体をデッキの下に戻します。
罠（1種類）
落とし穴の新規はありませんでしたが、代わりに激強カードがやってきました。
ホールティアの蟲惑魔
テーマ内ブリガンダインということで恐らく新規のうち一番盛り上がったカードだと思います。
"ホール"であるので罠としてサーチでき、モンスターとして特殊召喚すれば"蟲惑魔"として扱えるまさに理解のある新規です。ブリガンダインと同様に罠として扱わなくなるのでチェーンして逃げれば破壊から逃げられるのも偉い。守備力もやけにあります(2400)。
さらに通常罠を手札から捨てることでセットしたターンに出すこともできます。バージェストマなどを捨てられれば墓地効果を使えてアドですね。
また、墓地から除外することで墓地の蟲惑魔モンスターを蘇生できます。フリチェなのでトリオンで突然サイクロンする、フレシアで破壊耐性を付ける、プティカで除外するなど奇襲性が高いです。
総括
展開力と打点が上がったことにより罠に頼りっぱなしなテーマではなくなりました。
セラ+ランク4もかなり楽に立てられます。反面、とりあえず通常罠入れておけばいいようなデッキではなくなったので構築難易度はそこそこ上がっているかな、と感じています。先行取らないときついのも相変わらずです。
